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毒親が学費を払わない時の対処法!奨学金と法的手段で自立へ

こんにちは。カイザー人間関係研究所(KRL) 所長の「つむぎ」です。

進学したいのに親が学費を出してくれない、あるいは大学に通っている途中で急に支払いを拒否されたという悩み、本当に辛いですよね。親なら学費を払って当たり前だと思われがちですが、毒親と呼ばれる親御さんの中には、経済的な理由ではなく支配やコントロールのために、あえて子供の学費を払わないケースも少なくありません。

もしあなたが今、親にお金を頼れない状況で、進学を諦めようとしていたり、退学を迫られていたりするなら、少しだけ待ってください。経済的な締め付けは、立派な虐待の一種だといえます。この記事では、そんな苦しい状況にあるあなたが、親に頼らずに未来を切り開くための知識と具体的な方法をお伝えします。法律の話やお金の話は難しく感じるかもしれませんが、あなたの味方になる制度は意外とたくさんあるんですよ。

この記事でわかること

  • 親の法的な扶養義務と学費支払いの責任について
  • 奨学金や授業料減免制度を活用した学費確保の方法
  • 毒親による経済的搾取から身を守り自立する手順
  • 法テラスやNPOなど頼れる相談窓口と活用法

毒親が学費を払わない問題:子の法的権利と自立への道筋

毒親が学費を払わない時の対処法!奨学金と法的手段で自立へ

親が学費を出さないことは、単なる家庭の方針で片付けられる問題ではありません。ここでは、法律の視点から親の義務をどう捉えるべきか、そして理不尽なお金の要求に対してどう立ち向かうべきか、基本的な考え方を整理してみましょう。

親による経済的虐待と扶養義務の定義

「ウチはお金がないから進学させない」と言われるだけならまだしも、十分な収入があるのに学費を出さなかったり、子供のアルバイト代を取り上げたりするのは、「経済的虐待」に当たる可能性が高いですね。

法律の話を少しすると、日本の民法第877条には「直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある」と定められています。特に親が未成熟な子供に対して負う義務は、自分と同じ水準の生活を保障しなければならないという「生活保持義務」と呼ばれる非常に強いものです。

これは、子供が成人年齢の18歳に達していても、経済的に自立できていない学生であれば継続すると考えられています。「もう18歳なんだから自分で何とかしろ」という親の言い分は、学生であるあなたに対しては法的に通らないことが多いのです。

大学の学費支払いに親が負う法的な責任

では、この「扶養義務」の中に、大学や専門学校の学費まで含まれるのでしょうか?これについては、実は「絶対に親が払わなければならない」という法律の明文規定はありません。義務教育ではないですからね。

しかし、安心してください。近年の家庭裁判所の判断では、「親の資力や学歴、社会的地位などを考慮して、大学進学が不合理でなければ、学費も扶養義務の範囲内」とされるケースが増えています。特に現代では大学進学が一般的になっているため、親に支払う能力があるならば、学費の負担義務が認められやすくなっているのが現状です。

ポイント

親が「大学に行くのは贅沢だ」と言っても、親自身に十分な収入や資産があれば、法的にはその主張が認められない可能性が高いのです。

学費を払わなくても親の経済状況が考慮される裁判所判断

もし法的な争いになった場合、裁判所は主に「親の経済力」と「子供の学習意欲」の2点を見て判断します。過去の判例でも、親が学費支払いを拒否していても、親の収入が十分であると認定された場合、大学卒業までの扶養料(学費や生活費)の支払いを命じた例がいくつもあります。

例えば、東京高裁や大阪家裁の過去の事例では、父親に相応の収入があり、子供が真面目に勉強している場合、大学や医科大学卒業までの費用負担を認めています。つまり、親が感情的に「払わない!」と叫んでも、客観的に見て「払えるのに払わない」のであれば、それは許されないというのが司法の判断傾向なんです。

学費を返せと親に請求された場合の法的根拠と返済義務

毒親育ちの方からよく聞くのが、「今までにかかった学費を返せ」と親に迫られるケースです。「育ててやった恩を返せ」という精神的な圧力をかけてくるんですね。

でも、はっきり言います。原則として、親に学費を返す法的な義務はありません。

先ほどお話しした通り、親には子供を養う「扶養義務」があります。学費や生活費を出すのは親の義務であり、あなたへの「貸付(借金)」ではないからです。もし親が「あれは貸した金だ」と主張しても、明確な借用書(金銭消費貸借契約書)がない限り、法的に返済を認めさせるのは非常に困難です。

注意点

無理やり念書を書かせようとしてくる場合もありますが、脅されて書いたものは無効になる可能性があります。絶対にサインせず、すぐに逃げて専門家に相談してください。

奨学金の親による使い込みやアルバイト代の搾取からの脱却

さらに深刻なのが、子供名義で借りた奨学金を親が使い込んだり、あなたのアルバイト代を生活費として全額徴収したりするケースです。これはもう、虐待を超えて犯罪に近い行為だと私は思います。

もし奨学金が親の口座に振り込まれているなら、すぐに学生支援機構(JASSO)や学校の窓口に相談して、振込先を自分名義の口座に変更しましょう。親が管理している通帳やキャッシュカードを取り戻すのが難しい場合は、銀行に紛失届を出して口座を凍結させたり、新しい口座を作り直したりする強硬手段も必要です。

「親を見捨てるのか」と罪悪感を植え付けられるかもしれませんが、あなた自身の人生と教育を受ける権利を守るために、お金の管理権を取り戻すことは最初の一歩です。

毒親が学費を払わない状況を打開するための具体的な支援と戦略

毒親が学費を払わない状況を打開するための具体的な支援と戦略

法律上の権利がわかったところで、次は「じゃあ、明日からどうやって生きていくか」という具体的なサバイバル術についてお話しします。一人で抱え込まず、使える制度は全部使い倒すつもりでいきましょう。

緊急時の居場所確保と公的・非公的支援窓口

親と交渉しようとして暴力を振るわれたり、家を追い出されたりする危険がある場合は、まず身の安全を確保するのが最優先です。学費の話をする前に、安全な寝場所を確保しましょう。

10代・20代の若者向けには、以下のようなNPOや支援団体が緊急の相談窓口を開設しています。親に知られずに匿名で相談できるところも多いですよ。

  • NPO法人トナリビト:LINEでの相談が可能で、親への連絡なしに対応してくれます。
  • NPO法人ぬっく:「居場所のない子ども110番」など、緊急のフリーダイヤルがあります。
  • NPO法人そだちの樹:住まいの提供や、弁護士などの専門家への橋渡しをしてくれます。

こうした団体は、公的な福祉制度(生活保護など)につなげるノウハウも持っています。まずは「助けて」と声を上げることが、状況を変えるきっかけになります。

授業料減免や給付型奨学金など学費の出し方を検討

親からの援助が見込めない場合、真っ先に検討すべきなのが「高等教育の修学支援新制度」です。これは文部科学省とJASSOが行っているもので、条件を満たせば「授業料・入学金の免除または減額」と「給付型奨学金(返済不要)」のダブル支援が受けられます。

世帯年収の基準がありますが、2025年度からは多子世帯(子供3人以上)であれば所得制限なしで授業料が無償化されるなど、制度は拡充されています。自分が対象になるか分からない場合でも、まずは大学の学生課や奨学金窓口に行って「親が学費を出してくれないので困っている」と正直に相談してみてください。大学独自の減免制度を紹介してもらえることもあります。

(出典:文部科学省:https://www.mext.go.jp/kyufu/)

独立生計者としての申請や虐待を理由とする特別措置

「親の年収が高いから奨学金が借りられない」という悩みを持つ人も多いですよね。通常、奨学金の審査は親の収入で見られますが、毒親問題がある場合には「特例措置」が使える可能性があります。

親から虐待を受けていたり、絶縁状態で援助を受けられなかったりする場合、親の収入を合算せず、あなた本人を「独立生計者」として審査してもらえる制度です。これを適用するには、虐待の証明や事情説明書などが必要になりますが、大学の窓口やスクールカウンセラーが協力してくれるはずです。親の署名がもらえなくても諦めないでください。

法テラスを活用した扶養料請求調停と法的戦略

法テラスを活用した扶養料請求調停と法的戦略

話し合いでどうにもならない場合は、家庭裁判所に「扶養料請求調停」を申し立てるという強力なカードがあります。これは、裁判所の仲介で親に学費や生活費の支払いを求める手続きです。

「弁護士を雇うお金なんてない」と思うかもしれませんが、そんな時のために「法テラス(日本司法支援センター)」があります。収入が一定以下なら、弁護士費用の立て替えや無料法律相談が受けられます。

調停を申し立てること自体が、「本気で戦う」という親への強いメッセージになりますし、調停中であるという事実は、生活保護などを申請する際にも「親との関係破綻」を示す証拠として機能します。

Q&A:親との絶縁や負債の相続リスクへの対応

最後に、よくある疑問についてQ&A形式で答えていきます。

親と法的に縁を切ることはできますか?

残念ながら、日本の法律には実の親子関係を完全に消滅させる「絶縁」の手続きはありません。しかし、分籍をして戸籍を分けたり、住民票の閲覧制限をかけたりして、物理的・社会的な距離をとることは可能です。気持ちの上での絶縁を目指しましょう。

親が借金を残して死んだらどうすればいいですか?

毒親が亡くなった際、借金だけ相続させられるリスクがあります。これを防ぐには、親が亡くなったことを知ってから3ヶ月以内に家庭裁判所で「相続放棄」の手続きをする必要があります。これを忘れると借金を背負うことになるので、将来のために必ず覚えておいてください。

まとめ:毒親が学費を払わない状況を克服する行動チェックリスト

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。最後に、今日からできるアクションをまとめました。現状を変えるのは怖いことですが、あなたは一人ではありません。

  • 身の安全確保:危険を感じたらすぐにNPOやシェルターへ連絡する。
  • 学費の相談:学校の窓口で「修学支援新制度」や「特例申請」について聞く。
  • 法的サポート:法テラスに連絡し、弁護士費用の援助が可能か確認する。
  • 証拠の確保:親の資力を示すものや、虐待の事実を記録しておく。
  • 覚悟を決める:必要なら扶養料請求調停や扶養照会拒否を行い、権利を行使する。

あなたの学びたいという気持ちは、誰にも奪う権利はありません。制度を賢く利用して、自分の人生を取り戻してくださいね。

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カイザー人間関係研究所 所長 つむぎ

はじめまして、所長の「つむぎ」です。 私自身、かつて人間関係に深く悩み、自分の"声"を見失った経験から、サイト運営をはじめました。 この場所が、あなたの心が少しでも軽くなるための「安全地帯」になれたらと願っています。

-モラハラ・支配心理, 家族・子育て